エネルギー管理士の合格部屋 免状交付は実務経験が必要

エネルギー管理士免状申請に必要な実務経験

 エネルギー管理士試験は誰でも受けられ合格すれば合格証明書がもらえますが、それだけでは免状を申請できません。免状交付申請には所定の実務経験が必要になります。

免状交付申請について

 エネルギー管理士免状の交付申請は、「エネルギー管理士の試験及び免状の交付に関する規則」の第5条及び第6条に基づき行われます。
 エネルギー管理士免状交付申請書とエネルギー使用合理化実務従事証明書に必要事項を記入のうえ、資源エネルギー庁省エネルギー対策課に提出してください。郵送する際は紛失防止のため簡易書留または特定記録を利用することをお勧めします。
 免状の交付は、申請書の本人住所あてに送付されます。原則、企業等へは郵送はされません。
 【参考】「エネルギー管理士の試験及び免状の交付に関する規則」(抜粋)
 (免状の交付の申請)
第5条
 指定試験機関がその試験事務を行うエネルギー管理士試験(以下(「試験」という。)に合格したことにより免状の交付を受けようとする者は、様式第3のエネルギー管理士免状交付申請書を経済産業大臣に提出しなければならない。
 (合格者に対する免状の交付)
第6条
 経済産業大臣は、試験に合格しエネルギーの使用の合理化に関する実務に一年以上従事した者に対して、免状を交付する。
 ■ エネルギー管理士免状の交付手数料
  3,500円(試験合格者)
  2,250円(旧免状保有者で課目免除による試験合格者)

エネルギーの使用の合理化に関する実務の主な例

熱設備の実務の例
例: ボイラ、ボイラ関連設備、蒸気原動機、蒸気輸送装置、貯蔵装置、ドレン回収装置、工業炉、蒸留装置、蒸発装置、濃縮装置、乾燥装置、加熱装置、熱交換器、乾留装置、ガス化装置、冷凍設備、空気調和設備、内燃機関、ガスタービンなどの運転、操作、管理、監督など
電気設備の実務の例
例: 発電設備、送電設備、受電設備、変電設備、配電設備、電動力応用設備、電気加熱設備、空気調和設備、電気化学設備などの運転、操作、管理、監督など

エネルギー管理士(エネ管)国家試験の参考書

エネルギー管理士 熱分野

エネルギー管理士参考書 電気分野


 

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