電験3種の合格部屋 満点を狙うべきか?

電験3種は満点を狙った学習をするべきか?

 電験3種の合格基準点は基本的には各科目とも6割以上(60点以上)の得点を取れば文句なく合格です。本試験の難易度や受験者の出来具合等によって得点調整がよくあるため、実際にはもう少し低くても大丈夫な場合が多いですが(日程、合格率、合格点、受験者数などを参照)。

 とにかく、合格することが第一目標である受験者が大多数のはずなので、満点(全科目100点)を狙う必要はなく、絶対に落としてはいけない問題、特に重要な問題等を何度も繰り返し学習し、電験3種の本試験に備えたほうが得策です。満点を取らないといけないという強迫観念から解放され気分的にラクなのです。
 学習が進み問題も解けるようになってくると、もっと詳しく知りたいとか思うことが多いのですが、それは電験2種や電験1種、技術士、弁理士などの学習の時(電験3種合格後)にやればいいのです。電験3種の効率的な学習という観点で考えると、時間の無駄という結論に至ります。試験までにあまり期間(時間)がない場合などは尚のことです。

電験3種の試験範囲で重要部分と捨ててもよい部分はどこか?

  重要部分は多く(電験3種で学ぶことを参照)、捨ててもよい部分はほぼない。ただし、どうしても理解できない部分(項目)があり、その部分が試験で出たとしてもウエイトがせいぜい10点程度であろう場合はその限りではない。
 基本的に最初から捨て問題(捨てる部分)を作った学習をしないことです。捨て問題(どうしても理解できない部分)は学習の結果として生じるものであって、「最初からこの項目は無理だ」などという学習はやめたほうがいいです。  
 ただ、捨て問題を選択するのが早いにこしたことはないです(最初から捨てるのではなく、一度や二度は学習してから判断するという意味です)。その分、他の項目をしっかり学習できますから。

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